博徒解散式 (1968) / Gambler’s Dispersion

前作の『解散式』同様、表向き解散した暴力団の幹部らの抗争を描くが、『解散式』が公開当時の高度経済成長の象徴としてコンビナートを題材としていたのに対し、本作では神戸市と横浜市を元にしたような架空の都市「神浜市」の海運会社を舞台としている。
キャスト:鶴田浩二、渡辺文雄 ほか

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博徒解散式 (1968) / Gambler’s Dispersionのあらすじ

岩崎組幹部の黒木徹が八年ぶりで出所してみると、世間は暴力団取締りの声でいっぱいだった。岩崎組も解散に追い込まれ、黒木は岩崎に頼まれ、運輸会社を任せられた。しかし、別の運輸会社の社長は、黒木、河西と共に岩崎組の三羽烏といわれた唐沢で、唐沢は自分の利益のために黒木の会社を潰そうと企んでいたのだ。しかも、県警本部長前田の頼みで、船主たちは黒木の会社に仕事をくれなかった。唐沢はそんな時、黒木に仕事を回してくれたが、キツイ仕事に沖仲士が反抗するのを見越してのことだった。案の定、沖仲士たちは過重労働に憤激して暴動を起した。黒木はその陰にいて沖仲士を探っているのが唐沢と知り、唐沢一味と賭博で勝負をつけようと申し入れた。黒木は根っからの博奕打ちで、彼は決して昔気質のやくざの心を捨てられはしなかったのだ。黒木の女あき子は、彼が仲間から取り残されていくのを淋しげに見ていた。あき子の心配どおり、賭場に唐沢たちは姿を見せず、逆に唐沢の通報で、黒木は賭博罪で逮捕されてしまった。その間に、黒木の部下のイサオ、権藤が殺され、岩崎も死んだ。岩崎組は完全に壊滅してしまった。すべては唐沢の計算通りだったのだ。やがて釈放された黒木はこの事態を見て、秘かに決意するものがあった。あき子はアメリカ人と結婚するため日本を去り、ひとりになった黒木は、単身、唐沢の所に向った。そんな黒木に、かつての仲間河西が刃を向けたが、黒木は簡単に倒した。唐沢の不意をついた黒木は、なんなく唐沢も倒した。おりから港は開港百年祭で賑っていたが、花火やパレードの騒ぎも、黒木にはむなしいものとしかうつらなかった。

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